レポート記事では、ゲーム画面を直撮りした写真を使っているのですが、プレイしながらカメラを構えるのはなかなか慌ただしく、良い感じの写真を撮るのが結構難しいんですよね。

そして何より気をつけないといけないのが、ディスプレイへの映り込みです。気をつけないと、ゲーム画面より、映り込んだおっさんの顔が目立ってしまうなんてことも……。

というわけで、今回は一部のスクリーンショットを体験版として配信されているものから使用しています!

◆モニターの向こうの美少女の正体を暴け!『Inverted Angel』
最初に紹介するのは、SCIKAが手掛ける『Inverted Angel』!本作は、「彼女」を自称する見知らぬ美少女の正体を、インターフォンモニター越しに推理するアドベンチャーだ。プレイヤーが自由に入力した文章をAIが判別し、物語が分岐していく。

女の子の同級生がいる学生の身分だったり、男女区別なく友達が多かったりする人なら、頭をフル回転して心当たりを探るんだろうけど……僕の場合は考えるまでもなく他人認定が可能だな。

主人公にもこの美少女の正体に心当たりがないんだけど、メッセンジャーアプリで繋がっていたり、主人公の部屋の状況をよく知っていたりするなど、全くの他人とは思えない状況証拠がいくつも突きつけられる。

この美少女の正体は本当に彼女なのか、それとも悪質なストーカーなのか、はたまた顔を覚えてない程度の知り合いなのか。もしくは何らかの思惑があって犯罪に巻き込もうとしているのか。ここまでの会話を思い出し、自分の推理を入力する。

う〜む、これだけ自分のことを知っている女性といえば……

お母さんかな!

ストーカー気質で年下美少女のお母さん……。アリかもしれん!!

『Inverted Angel』は、PC(Steam)/iOS/Android向けに2024年5月に配信予定です。

◆市松人形が走って跳ねてステルスする『Ichima-san』
次に紹介するのは、sewohayamiが手掛ける『Ichima-san』!本作は、市松人形になってしまった主人公が、人間に見つからないように人形のフリをしながら屋敷を探索するステルスアクションアドベンチャーだ。

市松人形から人間の体に戻るには、屋敷に点在する猪目(ハート)のクレストを集める必要がある。ただし、屋敷には人間の侵入者が彷徨いており、動いているところを見られるとゲームオーバーになってしまう。

危険を感じた時は脱力をして人形のフリをするのだ。また、移動をすると霊力を消費するので、定期的に脱力をしたり、屋敷に点在する付喪神に話しかけたりして霊力を回復させなければならない。

市松人形に古い日本屋敷と、キーワードだけ見るとガッチガチのホラーゲームのように思えるんだけど、公式紹介文にある通り本作は「ホラーゲームの皮を被った心温まるステルスアクションアドベンチャー」だ。

市松人形なのに、ジャンプやロープ登りも可能なので、見た目とアクションのギャップにちょっとほっこりしてしまう。

小さな人形サイズなので、人間の通れないような場所もスイスイ移動が出来る。

しかし、そんな便利な場所ばかりではなく、時には人間の視界に入ってしまうことも……。

そんな時は脱力……あ、タイミングミスった!

『Ichima-san』は、PC(Steam)向けに2024年8月に配信予定です。


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