「全米プロゴルフ選手権」でメジャー初優勝を飾ったザンダー・シャウフェレが19日付の世界ランキングで、前週の3位からロリー・マキロイ(北アイルランド)を抜いて自己最高の2位に浮上した。

「東京五輪」金メダリストは、1位スコッティ・シェフラーに続いて米国勢2番手をキープ。「パリ五輪」出場に向けてさらに前進した。各国の代表選手は6月17日付の世界ランキングに基づく五輪ランキングで決まる(女子は同24日)。

世界ランクポイントが付与されないLIVゴルフ所属のブライソン・デシャンボーは、全米プロでの2位により124位に低迷していたランキングが35位にジャンプアップした。

松山英樹は大会を35位で終え、1ランクアップの14位になった。18位フィニッシュの久常涼は3つ上げて85位。予選落ちで4ランク落とした82位の中島啓太に迫った。日本勢4番手の星野陸也は肺から空気が漏れる「気胸」のため休養中で、3ランクダウンの97位。

「関西オープン」で国内ツアー初優勝を飾った幡地隆寛が346位から215位に急浮上した。3月のアジアンツアー「ニュージーランドオープン」で優勝する直前は518位だった。

関西オープンで2位に入った杉浦悠太が46ランクアップで自己最高位を212位に更新。5位で終えた石川遼は14ランク上げて240位になった。