最新のiPad ProとiPad Airにおいて、設定アプリに「バッテリーの状態」の項目や「充電の最適化」機能が追加されたことが明らかとなりました。

↑iPadでもバッテリーを管理しやすくなりました(画像提供/アップル)

 

今回の情報は、オランダのアップル関連情報サイト・iCultureが製品レビューしている最中に確認したことです。

 

新型iPadで設定アプリ内の「バッテリー」にアクセスすると、新たな「バッテリーの状態」メニューが追加され、バッテリーの残量や最大容量、充放電回数および「充電の上限を80%にする」オプションが一覧表示されます。

 

また、バッテリーがいつ製造され、いつ最初に使用されたかという情報を見ることもできます。

 

これまで「バッテリーの状態」メニューは、iPadOSには存在していませんでした。しかし、4月にはiPadOS 17.5から、「バッテリーの状態」機能が新型iPadのみ使える可能性が浮上していました。

 

注目すべきは、充放電回数や「充電の上限を80%にする」オプションです。今まではiPhone 15シリーズ限定の機能であり、古いiPhoneでは表示されません。

 

「上限80%」は、以前のiPhoneに搭載されていた「バッテリー充電の最適化」とは別もの。こちらは毎日の充電パターンを学習することで、AIが充電80%を超えないように制御します。

 

この機能についてアップルは、バッテリーがフル充電された期間を短くすることで、その消耗を減らして寿命を伸ばせると説明していました。新型iPadもバッテリーを交換することなく、長く使えるようになりそうです。

 

Source: iCulture
via: MacRumors