昭和から令和にかけて活躍した野球選手のサイン入りグッズやユニホームなどを集めた企画展「球史に残るあの感動を再び」が、岐阜県高山市中山町の光ミュージアムで開かれている。9月2日まで。

 兵庫県西宮市の甲子園球場が今年で開場100周年を迎えるのに合わせ、野球の名選手や名場面を思い起こしてもらおうと企画。アニメ「ドラゴンボールZ」などの脚本家で知られ、長年にわたって有名人のサイン入りグッズを収集している小山高生さんのコレクションの一部を借りて展示した。

 会場には、元巨人の長嶋茂雄さんのサイン入りバットや、日米で活躍したイチローさんが試合で使った砂のついたままのスパイクなど約40点を展示。米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手のグッズでは、日本ハムと大リーグ・エンゼルス時代のサイン入りボールやリストバンドなど貴重な品々が並ぶ。

 担当した同館の宮澤一貴さんは「展示を見て、各世代で活躍した選手の姿を感じてもらい、夢に向かう原動力にしてほしい」と話した。