Image: Ultraleap

ザクIIみたいにケーブル露出させているとこが気になりますが。

XRヘッドセットで使いたい技術の1つにハンドトラッキングがあります。Apple Vision Proみたいにコントローラーがなくても手や指のジェスチャーで仮想空間を操れるようになる技術で、この分野で先を行く企業は、独自の理論を特許でガッチガチに守っているのが現実でして。

他のXRハードウェア企業開発の技術を使うとなったら、パテント代を支払うか、他社開発のセンサーユニットを組み込まねばなりません。さて、この後者の手法を取り入れてきたのがDPVR。軽量なVRヘッドセットのE4に、UltraleapのLeap2ことリープモーションコントローラー2をドッキングさせた「E4 Arc」を発表しました。

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リープモーションコントローラー2は、正確で高速なハンドトラッキングができるUSB接続のセンサーユニット。上下左右に160度の広さを見守り、ユーザーの手の動きをキャプチャしてくれます。

ポーリングレートというかスキャンレートは、USB 3.0接続時に120fpsを実現。数字が大きければ大きいほど滑らかな手や指の動きを捉えられますから、VTuberやアバターを使ったダンサー、アクターといったアバターパフォーマーが喜ぶデバイスになりそう。

VRヘッドセットに装着するためのアタッチメントはありましたが、XR機器メーカーのDPVRと共同でリープモーションコントローラー2を内蔵したヘッドセットを作るのは初めてではないでしょうか。

なお、なぜケーブルが露出しているんだ?という問いには「メンテナンスのしやすさから」と答えています。なるほど合理的。

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アーケードゲームで使うヘッドセットとして、また企業内のVRトレーニング用途や3Dデザイナーを視野に入れたいわゆるエンタープライズ版。同時にDPVRはVRChatやHalf-Life: AlyxといったSteamVRゲームでの互換テストを行なっており、VR大好きっ子にもアピールしていくみたいですよ。

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