Image: 宮城圭介(ChatGPT作成)

ChatGPTがもっと人間っぽくなりました

生成AIの代名詞とも言える、ChatGPTのメモリー機能がリリースされました。 現時点ではChatGPT Plusユーザーのみの機能ですが、AIから人間味を感じる新機能だったのでざっと使用感をご紹介。「あのこの間言ったあの件の〜」的な使い方ができるようになりそうです。

Memory is now available to all ChatGPT Plus users. Using Memory is easy: just start a new chat and tell ChatGPT anything you’d like it to remember.

Memory can be turned on or off in settings and is not currently available in Europe or Korea. Team, Enterprise, and GPTs to come. pic.twitter.com/mlt9vyYeMK

— OpenAI (@OpenAI) April 29, 2024

どんな機能?

Screenshot: 宮城圭介

メモリー機能はあらかじめ、ChatGPTに作業に必要な情報を伝えておき、後で(後日でも)改めて説明なしに教えられた記憶を辿って、作業を進行してくれる機能です。今回は例として、ペットの情報を与えておき、後からその絵を生成してもらうことにします。与える情報は以下のとおりです。

・ペットに犬を飼っている

・犬種はゴールデンレトリバー

・犬の名前はポチ

以上を覚えてもらいます。

ChatGPTへ情報を伝えたら、新規チャットを改めて立ち上げてペットの画像を生成して!とお願いしてみます。

すると記憶からペットが犬で、ゴールデンレトリバーであるというメモリーをもとに画像生成に応用してくれました。

Screenshot: 宮城圭介

覚えさせた内容の管理もできます

Screenshot: 宮城圭介

メモリーの内容は覚えさせたチャット欄のMemory updatedをクリックすると、管理画面から削除も可能です。 今回はペットの画像生成でしたが、他にも好きな本のリストや好き嫌いのリストをあらかじめ覚えておいてもらえば、記憶に沿ったレシピの生成をサポートしてくれそうです。なんだか「あのときのあれ〜」がAIに通じるようになるのってだんだん人間に近づいている感があってワクワクしちゃいます。

Source: X, OpenAI

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