山下美夢有が国内女子ツアーのLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ(宮崎県/宮崎カントリークラブ)で今季5勝目、ツアー通算11勝目を連覇で飾り、2年連続の年間女王に輝いた。

―最終ラウンドを振り返って

 前半でボギーが2つ先行して、なかなか良いリズムではなかったですが、8番パー3でロングパットのバーディを決めて、そこから立て直すことできて、後半もバーディを獲ることができました。

―8番で立て直せた要因

 ティーショットがすごく良いリズムでスイングすることができて、この感覚かなというのを掴むことができました。そこからリズム良く、決めたところに打ってパットも入ったので、リズムが良くなったかなと思います

―スタート時点の心境は

 プレッシャーは昨年よりあったのですが、久しぶりにこうして上位で戦えて、2日間(申)ジエさんと回らせて頂いて、さらに自分らしいプレーが戻ってきたというか、そういう感覚が出てきたので、自信を持って最終日に挑もうと思ってティーグラウンドに立ちました

―ウィニングパットは緊張したか

 今年は優勝を決めるパットを何回か外していたので、しっかり決めて終わりたいなと思っていたので、入ってくれて良かったです。

―今シーズンを振り返って

 前半戦は4勝できて良い流れでしたが、海外の試合に出て帰ってきてから自分らしいプレーができず、上位でプレーすることもあまりなく、自信を持ってプレーができていませんでしたが、4試合前くらいからショットも安定していきて、リズムも良くなったので、そこから自信を持ってプレーできていたと思います。

―自信を失った期間の支え

 一番は家族の支えが大きいのと、私はご飯とか美味しいものを食べて、上手く切り替えられていたと思います

―2年連続の年間女王

 怪我なく戦えて良い1年だったと思いますが、今年はメジャーで成績を出したいというのが目標で、そこが上手くいかなかったので、悔しい思いをしました。

―2022年と心境は違う

 昨年は最終戦の前で(年間女王が)決まっていましたが、今年は接戦で2位のジエさんが海外でも成績を出していて、技術もすごいなと思っている選手と良い緊張感の中、一緒に戦えたことは一生の思い出です。

―来シーズンの目標は

 今年はメジャーで良い成績を出せなかったので、優勝争いできるように、上位でプレーできるように頑張りたいと思います。