蟬川泰果が国内男子ツアーのゴルフ日本シリーズJTカップ(東京都/東京よみうりカントリークラブ)で今季2勝目、ツアー通算4勝目を挙げた。22歳326日での優勝は今大会最年少となる。

―優勝した今の気持ちは

 嬉しいという一言です。またこうして優勝できて幸せだなと思います。

―優勝インタビューでは涙もあった

 やっぱり勝ちたい、その気持ちが強くてがむしゃらにここまで来ていましたが、なかなか勝てずに、また今週もなのかなと。昨日ダブルボギーを打ったときに、また勝てないのかなとよぎっていた中で、最終18番をパーでしのいで優勝できたというのは嬉しかったです。

―スタート前の気持ちは

 中島(啓太)選手を見ていて隙がないので、伸ばさないと勝てないと覚悟していましたが、苦しい中でも伸ばしきって中島選手に勝てたのは嬉しいです。

―リーダーボードはどのタイミングで見たか

 見ちゃったというのが正しいのですが、16番のパーパットを打つ前に見えてしまい、「見てしまった」と思って緊張して外してしまいました。

―17番で状況は分かっていたか

 緊張しました。軽いフックラインでしっかり打てば入るかなと思って、しっかり打って入ってくれたのでチャンスはあるなと思いました。

―18番は前日にダブルボギーを叩いてた

 セカンド地点に着く前に左足上がりの良い所にあってくれたら助かるなと歩いて行ったのですが、左足上がりにはなっているけどタフなポジションでした。でも寄せないと勝てないだろうと思って、頑張って打った結果が寄ってくれたので良かったです。

―今後の目標は

 来年はアジアンツアー、ヨーロピアンツアー、PGAツアーに出る機会もあると思うので、その中で1勝することを目標にやりたいなと思っています。