CSゴルフネットワークで放送中の「サンドウィッチマン伊達とナイツショット!(毎月第1金曜日深夜0時初回放送)」で、YouTubeのゴルフレッスンチャンネルで人気を集める菅原大地プロが、サンドウィッチマン・伊達みきおさん、ナイツ・塙宣之さん、土屋伸之さんへワンポイントアドバイス。今回は左足下がりでのウッド・ユーティリティの打ち方についてレッスンします。

■厄介な左足下がりのライからFWやUTを上手く打つためには

 ロングホールのセカンドショットで、ライは左足下がり。それほど珍しい状況ではありませんが、ナイスショットを打つのはかなり難しいといえるでしょう。特にロングホールのセカンドともなると、FWやUTで打ちたくなるもの。難易度がさらに上がります。

 ただ、この場合は、ピンを狙うショットではなく、とりあえずヘッドに当たって前に飛べばいいわけですから、それほど神経質になる必要はありません。確実にヘッドに当てる打ち方をすればいいのです。

 ポイントは、左足体重にすることです。軸を左に傾けて、傾斜に沿って構えればOKです。そしてボールを上げようとしないこと。基本的に低い球が出やすいライなので、最初から低い球を打つつもりでスイングするといいでしょう。

 この打ち方で上手く当たらない人は、左足に体重がしっかり乗っているかどうかをチェックしてください。もし、左足に体重がしっかり乗っていないと思ったら、左足に体重を掛けるために、右足を一足分くらい後ろに引いて構えことをオススメします。それだけで軸が左に傾き、ダウンスイングからインパクトでも、右足に体重が残ることはなくなります。

 構えとしては、カッコ良く見えないかもしれませんが、この構えから打つとかなり高い確率でボールを捉えることができるし、クリーンヒットも実現します。ロングホールに限らず、左足下がりが苦手な人は、ぜひ右足を引く構えをお試しください。