私たちの生活に欠かせないバスタオル。きれいに洗っているつもりなのに、嫌な臭いやカビトラブルに悩まされてしまうケースも多いものです。

もしかしたらその原因は、洗濯の方法が間違っているからなのかもしれません。

洗濯洗剤メーカーとしても知られるライオン公式Instagram『ライオン Lidea - リディア』(lidea_lion)より、バスタオルを洗濯する際に注意するべきポイントを紹介します。

使った後に洗濯カゴにまとめておくのはNG

入浴後に身体を拭いたバスタオルは、全体的にしっとりしめっているものです。脱衣所で身体を拭いた後、そのまま洗濯カゴへ、という人も多いかもしれませんが、実はこの行動こそが臭いやカビトラブルの原因になってしまいます。

ライオンの公式Instagramによると、しめったバスタオルをすぐに洗濯カゴに入れると、洗濯するまでの時間に雑菌が繁殖するとのこと。

「入浴後のきれいな身体を拭いただけだから…」と思いがちですが、タオルに残った皮脂汚れや石鹸カスは、雑菌にとっての栄養源です。バスタオルに残った適度な水分と合わさって、雑菌繁殖の原因になってしまうでしょう。

洗濯しても落とし切れなかった雑菌が、嫌な臭いの原因になります。

使い終わったバスタオルは、ハンガーにかけて風通しのよい場所に吊るしておいてください。洗濯する直前に回収して洗うよう習慣付ければ、臭いも気になりにくくなります。

ハンガーにかける時には、できるだけ重なる部分がないよう、意識するのがポイントです。できるだけ全体が素早く乾くよう、整えておきましょう。

干しておく専用スペースを用意して

使い終わった後のバスタオルをハンガーにかけるのは、やはり手間がかかるもの。家族全員に徹底したくても、面倒でやってくれないケースもあるでしょう。

このような場合におすすめなのは、バスタオルをかけるための専用スペースを用意しておくことです。なかでもおすすめなのは、洗濯機にマグネットで取り付けるタイプのタオルハンガー。タオルを引っかけるだけなので、手軽に使えるでしょう。

折りたたみ式を選べば、使わない時に邪魔になる恐れもありません。脱衣所内にあまりスペースを確保できない場合でも、使いやすく快適なバスタオル収納場所を用意できます。

また、バスタオルを使い終わったタイミングに合わせて、洗濯機を回してしまうのもおすすめです。これなら、濡れたバスタオルを放置する時間も最小限にできるでしょう。

バスタオルの嫌な臭いが気になる場合は、ぜひ毎日の洗濯習慣にも注目してみてください。使った後のバスタオルはハンガーにかけることを習慣化するだけでも、状況を改善できる可能性があります。家族みんなで意識して、バスタオルを清潔かつ快適に保ちましょう。

※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。


[文・構成/grape編集部]


出典
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