掃除機をかけるたびに嫌な臭いがしてきたら、せっかく掃除をしてもすっきりしないでしょう。「ゴミを捨てたのに改善されない」とお悩みの人もいるかもしれません。

パナソニックの公式サイトから、掃除機の臭いが気になる時に確認するべきポイントと、嫌な臭いを軽減させる方法をご紹介します。

臭いの原因は『吸い込んだゴミ』

臭いが気になる時は内部のゴミを捨てたり、紙パックを交換したりすると思いますが、それでも改善されないと困ってしまいますよね。

パナソニックによると掃除機から出る臭いは、『吸い込んだゴミの臭い』『本体内部の部品に付いた臭い』が原因の場合があります。

掃除機本体からにおいがする場合は「吸い込んだゴミ」が原因の可能性が高いです。

普段の生活では気づきにくいゴミ(人の髪の毛、ペットの毛、細かいホコリ)も、掃除機で吸い込んだまま放置してしまうと内部ににおいが溜まり排気とともに外へ出ていきます。

特に水分を含んだゴミは、掃除機内部でカビを繁殖させてしまう可能性が高くにおいの原因となりやすいのです。

パナソニック ーより引用

水分を含んだゴミがカビの原因になるのは避けたいですね。もし吸い込んでしまった場合にはすぐにお手入れするようにしましょう。

また吸い込んだゴミを放置することで、『本体内部の部品に付いた臭い』にもつながります。掃除機のホースやノズル、フィルターのお手入れをしないと汚れが溜まり、臭いが本体に付いてしまう原因になるのです。

臭いを軽減するには

臭い防止のためには、掃除機の定期的なお手入れが大切です。掃除機の種類別に、臭いを軽減するお手入れ方法をご紹介します。

紙パック式掃除機

紙パックの交換はいつしているでしょうか。

満杯になった状態で使い続けると臭いの原因になってしまうため、ゴミが溜まりすぎる前に交換するようにしましょう。

紙パックの種類も『消臭・防臭加工』や『抗菌加工』タイプにするのがおすすめです。

さらに、ホースやノズルなどの汚れをふきとり、水洗いできる部品は水洗いすると効果的です。お手入れ後はしっかりと部品を乾かしましょう。

サイクロン式掃除機

サイクロン式掃除機は普段ごみを捨てるだけで、あまりお手入れをしていない人も多いかもしれません。

ダストボックスやノズル、ホースなどを定期的にお手入れし、水洗いできる部品は水洗いすると効果的です。

水分を含んだゴミを吸い込んでしまった場合はホースやノズルなどを取り外してゴミを取り除き、十分にふき取ってから風通しのいい場所で乾かすことが大切です。

カビが付いてしまうと臭いの原因にもなるので、面倒でも行うようにしましょう。

定期的なお手入れが大切

どちらの掃除機の場合も『臭いがフィルターにしみ付いている』場合があります。フィルターを水洗いしても効果がない場合、交換で改善する場合があります。

パナソニックのサイトではフィルター交換の案内もしているので、気になる人は試してみてください。

掃除機の嫌な臭いは、発生する前にぜひ予防したいですよね。普段のゴミ処理だけではなく、定期的に部品のお手入れもして、気持ちよくお掃除できるようにしましょう。


[文・構成/grape編集部]


出典
パナソニック