スマックダウンが現地時間10日、ペンシルベニア州ウィルクスバリで行われ、タマ・トンガがWWE入り後、初のシングルマッチに登場。「キング・オブ・ザ・リング」1回戦でアンジェロ・ドーキンスに勝利した。

 5・3『バックラッシュ』でWWEデビュー戦を終えたばかりのタマがこの日、「キング・オブ・ザ・リング」トーナメントのスマックダウンブロックにエントリー。1回戦でドーキンスと対戦した。

 タマにとって、これがWWEにおける初のシングルマッチ。ソロ・シコア&トンガ・ロア(タンガ・ロア改め)とともに登場すると、開始早々、串刺しボディアタック、ボディブロー連打でドーキンスを圧倒。ドーキンスもラリアットを連発し、串刺しローリングバックエルボー、フライングショルダーで攻め立てると、介入を狙ってエプロンに上がったシコアを撃退。スカイハイボムでタマを豪快に叩きつけた。

 場外ではブラッドラインがドーキンスのセコンドについたモンテス・フォードを暴行。シコアがサモアンスパイクを叩き込んだ。それに気を取られたドーキンスをタマがフラットライナー(飛びつきフェースバスター)で叩きつけてあっという間に3カウントを奪った。

 タマがWWEでの初シングルに快勝。キング・オブ・ザ・リング1回戦を突破した。試合後、シコア、ロアとともに天を指さすブラッドラインポーズを決めたタマは2回戦で「LAナイトvsサントス・エスコバー」の勝者と対戦する。

 ほかに1回戦2試合が行われ、NXTから昇格したカーメロ・ヘイズがバロン・コービンを撃破。ランディ・オートンはAJスタイルズに勝利した。また、女子トーナメント「クイーン・オブ・ザ・リング」1回戦も3試合が行われ、ナイア・ジャックスがナオミ、ジェイド・カーギルがパイパー・ニヴェン、ビアンカ・ベレアがキャンディス・レラエにそれぞれ勝利した。

 今回のスマックダウンの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。