北海道えりも町の漁港で、大量のイワシの死骸が浮いているのが見つかり、地元の漁業者らが回収作業に追われました。

えりも町の「えりも漁港」では19日、岸壁に体長20センチほどのイワシの死骸が大量に浮いているのが見つかりました。

えりも町によりますと、地元の漁業者や町職員らが20日午後までに回収作業を終え、回収した約15トンのイワシは焼却処分されるということです。

これまでに漁業への影響は確認されていません。

えりも漁業協同組合 金子武彦参事
「ちょうど角になる所で、そこにみんなたまった。それで一気に酸欠状態になって死んだ魚が浮いちゃった」

北海道内では2023年12月以降、函館市や寿都町でも大量のイワシの漂着が確認されています。