広島東洋カープは3月1日、2024年度のマツダスタジアム公式戦チケット販売を午前8時ごろから開始した。

 

ひろスポ!では黒田博樹&新井貴浩のW広島帰還以降、球団が次々にチケット関係の対策において悪手を打ち、カープファンファーストの真逆の対応に終始してきたことを2月29日に紹介した。↓

 

<整理券求めてテント村、ファン数万人殺到でJR、高速バス運行に支障…マツダスタジアム公式戦チケット数々の黒歴史に終止符?サンフレッチェナイスアシスト!で「仮想待合室」やっと>

※この記事下、関連記事参照

 

球団では今回、チケット関係においての初めての妙手として、サンフレッチェ広島に倣って「仮想待合室」をサイトへのアクセス集中による弊害を抑えるために採用した。

 

…で、どうなったのか?

 

あるカープファンから午前8時20分ごろ届いたメール↓

 

「ぜんぜんダメです。7時45分のアクセスもすんなりとはつながらず、待合室に入って待ってますが、前に並んでいる人の数がぜんぜん減らない。減っても5とか10。今、ご自身の前に並んでいる人数というのが28734ってなってます」

 

以下、カープHPの説明

 

「仮想待合室」とは、サイトへのアクセスが集中した際に、一度サイトへのアクセスをお待ちいただき、順番にご案内するサービスです。 「カープ公式オンラインチケット」では、アクセス集中によるサーバーダウンやシステム不具合の発生を防ぐため、「仮想待合室」サービスを導入いたします。 「仮想待合室」の流れをご案内いたします。 販売開始前. 3月1日 (金)7時45分より、「カープ公式オンラインチケット」はアクセス可能となります。 「カープ公式戦オンラインチケット」へアクセスいただきましたら、自動で「仮想待合室」画面が表示されますのでそのままでお待ちください。 7時45分から7時59分にアクセスした方につきましては、抽選で順番を決定し、8時以降順番に「カープ公式戦オンラインチケット」へご案内いたします。

 

上記の説明には8時以降順番に「チケット」の仮想窓口にご案内、となっているが、その8時の時点で順番待ちの”行列”は32000表示となって、窓口が1000あってもどうなのよ?という状況だ。

 

Twitterでも…

 

<カープチケット争奪戦2024 今回は8/3の中日戦一点狙い 公式と併用してセブンチケットチャレンジ→セブンチケットの方で取れた! 公式23000人待ちでワロタ>

 

<やっぱカープのホームのチケットえぐい感じか…?>

 

…などのカープファンの声がアップされている。

 

評論家諸氏の最下位評価の逆風をモノともせず、昨季リーグ2位となり今季は優勝、日本一を目指す新井カープは、藤井ヘッドらの”頭脳”を駆使して早め早めに妙手を打つ。カープ球団こそ、そうした首脳陣の姿勢から大事なことを学んだ方が良くないか?常に後手後手、がまた今回も繰り返されたことになる。(ひろスポ!デルタルハンター班&田辺一球)