画像は好投を続ける楽天・荘司康誠から右前打を放つ田村俊介

 

楽天−広島 オープン戦(3月2日、倉敷マスカットスタジアム)

 

侍ジャパンメンバー最年少としても話題の若ゴイ、田村俊介がまた打った。

 

五番ライトでスタメン出場したこの日は第1打席、先頭バッターで真っすぐを打っていい感じの二ゴロ。

 

迎えた五回の第2打席も先頭バッター…

 

マウンドには楽天先発の荘司康誠。対外試合はこの日も含めて3試合計9イニング無失点中で、ここまで許したヒットは初回の1本(マット・レイノルズの詰まった右前打)だけ。

 

で、3歳年上の右腕との2度目の勝負はどうなったか?

 

初球はインハイへの144キロボール球
2球目はカットボールで空振り
3球目は外寄りのカットボールでストライク、カウント1−2
4球目はスプリット、スイングしてバットをポッキリと折られた
5球目は内角147キロで強いスイングをかけてファウル…
追い込まれたまま6球目、甘く入ってきたカットボールを、記事冒頭の画像にあるように、左手を離しながらアジャストして、技ありでライト前へ落とすヒット

 

まだ公式戦8安打の田村俊介がクローズアップされる理由はこのへんにもありそうだ。初球からスタンドに運ぶパワーや左中間への強い打球に加えて、コントロールショットなど道具(バット)の扱いも巧い。

 

侍ジャパンの井端弘和監督が一目ぼれした?のは有名な話だが、それも頷ける。3月6日、7日に京セラドーム大阪で開催される「カーネクスト侍ジャパンシリーズ・日本vs欧州代表」に向け、侍・俊介に隙なし…(ひろスポ!取材班&田辺一球)