嵐が立ち上げた新会社「株式会社嵐」の代表取締役を務める四宮隆史氏が19日に自身のX(旧ツイッター)を更新し、嵐がSTARTO ENTERTAINMENT社(旧ジャニーズ事務所)とグループエージェント契約を結んだことを報告した。

 「株式会社STARTO ENTERTAINMENTとグループエージェント契約を締結した旨、STARTO社のサイト上で公表されたことをご報告いたします」と伝え、スタート社の公式サイトにも掲載された。「スタートー」とエージェント契約を結んだグループはTOKIOに続いて2組目。城島茂、国分太一、松岡昌宏による「株式会社TOKIO」も今月12日に、3人の連名で「弊社とSTARTO社との間に資本関係はございませんが、エージェント契約を通じて、これまで以上に皆様のお力になれるよう精進してまいりますので、引き続きご指導ご鞭撻(べんたつ)を賜れれば幸いです」とし、5月1日付で新社屋への移転を予定していることも明らかにしている。

 嵐は今月10日、5人で新会社を設立したことを発表。社名は「株式会社嵐」で、代表取締役は弁護士で、映画製作会社「スターサンズ」の四宮隆史氏が就任。「STARTO ENTERTAINMENT」の公式サイトで嵐は「1999年にデビューし、この2024年は25周年の年にあたります。メンバーも全員40代を迎えました。これまで以上に主体性をもち、これまで以上に主体的に判断をし、これまで以上に主体的に行動したい。そして何よりも、日々応援して下さるファンの皆さまに、より近くに感じてもらいたい。より積極的でありたい。そんな想いから5人で何度も何度も話し合い、会社を設立致しました」と説明した。

 嵐は2019年1月に、20年12月31日をもってグループ活動を休止することに加え、リーダー・大野智の活動休止を発表。21年以降は、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤の4人はソロ活動を継続。二宮は昨年10月に独立したが、嵐としてはこれまで「STARTO ENTERTAINMENT」に所属する形を取っていた。なお新会社設立に伴い、櫻井は今月10日に個人の公式サイトを開設。「このホームページは“お仕事の依頼や問い合わせ窓口”としての機能のみを有するものです」とした。