タレント・うつみ宮土理、歌手・瀬川瑛子が21日、東京・中目黒キンケロシアターで開催されたチャリティーコンサート「子供に笑顔を!」に出演した。

 うつみが2016年に始めた子どもの貧困対策支援を目的に続けるステージで、瀬川は初参加。昼の部は約130席満員でスタート。瀬川は「命くれない」だけでなく、5月22日発売の新曲「めおと浜唄」も披露し、力強い歌声を聴かせた。うつみは「買物ブギー」「別れの朝」などを歌った。

 2人はそれぞれ3パターンの豪華な衣装でも楽しませた。うつみは自分の最初のドレス姿に「この格好、桜が散った後に古木から出てくる変な虫みたいでしょ?」と自嘲気味ながら、着こなしている様子。瀬川は「自分に気合いを入れるためにも衣装は武器。名前をつけているほどで黒い衣装はお寿司じゃないですが軍艦という具合に」などと音楽だけでなく、トークでも沸かせた。

 うつみは、1960年代に出演した子ども番組「ロンパールーム」で一躍有名になったが、いまも子どもが大好き。今回で8回目の同コンサートに「子どもたちの笑顔は平和の象徴だから」とライフワークになっている。瀬川も「声を掛けていただき、うれしかった。うつみさんが一生懸命にやっておられるこのコンサートは気になっていた。これからも続けていただきたいので」と話していた。岩本公水、三丘翔太、吉永加世子も出演した。