タレントの長嶋一茂が10日放送のテレビ朝日系「ザワつく!金曜日」(金曜・午後6時50分)に出演。2007年に亡くなった母・亜希子さんの思い出を語る一幕があった。

 この日の番組で、12日が「母の日」ということにちなみ、「天国に行っちゃった母親が生前、僕と話していたことがあって」と話し出した一茂。

 「遺言で(第二次世界)大戦中に英霊たちが散っていった鹿児島に知覧っていう(特攻隊の)基地があるんです。お袋いわく英霊たちは、いつもノドがかわいていると。だから、いつもお参りに行く時にペットボトルに水を持って行ったんだよね、ウチのお袋は」と母との思い出を回顧。

 「お袋に『いつか水辺を作りなさい』って言われて。水辺っていうのは噴水のことなんだね」と続けると、「お袋が亡くなったのは2007年なんだけど、その遺言を忘れていてさ。急に2020年くらいに思い出して、その年の6月に鹿児島に行って、知覧の(博物館の)館長に話をして『寄付をさせていただきたい』と。『ウチのお袋の遺言で噴水を作りたい』って。みんなで作りましょうって話になって。22年に電話が来て、無事に噴水が完成しましたという話になって、俺も見に行きたいなって思ったら、この人が先に行っちゃったんだよ。あれ?って」と隣に座った石原良純を指さした一茂。

 石原が「まだ行ってないの?」と驚くと「俺は行ってないんだよ、まだ!」と、自身と母が発起人になった噴水をまだ訪ねていないことを明かしていた。