◆米大リーグ ダイヤモンドバックス―カブス(15日・米アリゾナ州フェニックス=チェースフィールド)

 カブスのマイケル・ブッシュ内野手が15日(日本時間16日)、敵地のダイヤモンドバックス戦の2回にバックスクリーン右に5試合連続の先制6号を放った。

 試合前に主軸の鈴木誠也外野手の右脇腹の張りでの負傷者リスト入りが発表されたばかり。そんな心配を吹き飛ばしたのが絶好調のブッシュだ。2回先頭でカウント0―2に追い込まれたが右腕ケリーの真ん中低めのカッターを強振。打球は170キロの速度で中堅バックスクリーン右の約128メートル付近に吸い込まれていった。

 カブスの連続試合本塁打記録は5で過去、1928年H・ウィルソン、1989年R・サンドバーグ、1998年S・ソーサでブッシュが4人目のタイ記録。過去3人はいずれも右打者でブッシュが初の左打者での5戦連続アーチとなった。