札幌学生野球連盟1部に所属する札幌大は15日、3月16日〜28日に鹿児島県で行っていた合宿中に未成年の新2年生部員が飲酒・喫煙していたと発表した。

 合宿最終日前日の27日に新2年生20人が宿泊先で飲酒し、そのうち11人が喫煙もしていた。4月9日に匿名で大学宛てにメールが届き、発覚。聞き取り調査で部員が事実関係を認めたため、野球部は4月9〜12日まで活動を自粛し、当該部員20人を無期限の活動停止処分とした。

 1967年創部の札幌大硬式野球部は、春夏合わせて21度のリーグ優勝を誇る古豪。全日本大学選手権、明治神宮大会でも4強入りしている。明日にも臨時の会議が行われ、29日に開幕する春季リーグ戦の出場可否が判断される見込みだ。