育成から支配下登録された巨人のエスタミー・ウレーニャ内野手が19日、1軍に合流した。午前中に広島へ移動し「とても嬉しい。一生懸命、今まで通りに練習して、チームが優勝できるように貢献したいなと思います」と意気込みを語った。

 20〜22年は巨人に在籍し、昨季は楽天でプレー。今季は育成選手として2年ぶりに復帰し、イースタン・リーグでは17試合で打率2割5分、2本塁打、5打点の成績を残していた。吉村禎章編成本部長は「監督をはじめ、首脳陣からタイミングを見ながら支配下にしてほしいというのはずいぶん前から話があった。彼は複数ポジションを守れるし、長打も出てきた。今がいいタイミングかなと」と説明した。

 内外野を守れるユーティリティ性と長打力に期待がかかる。阿部監督からは電話で「なんとか試合に出れるように頑張ってほしい」と声をかけられたといい「とにかくチームが必要としているところで、攻撃でも守備でもなんでもチームに貢献したい」と意気込んだ。