◆米女子プロゴルフツアー 今季メジャー第1戦 シェブロン選手権 第2日(19日、米テキサス州カールトンウッズ・クラブ=6889ヤード、パー72)

 5打差18位から出た畑岡奈紗(アビームコンサルティング)は2バーディー、1ボギーの71で回り、通算2アンダーで6打差の21位につけている。中継局のWOWOWの取材に応じ「チャンスにつけてもショートしてしまうことが多かった。最後は思い切って2オンを狙って、バーディーにつながって良かった」と連日のアンダーパーに納得の表情を見せた。

 前半は終始耐える展開となった。「フェアウェーも昨日ほどは転がらず、グリーンも止まるところもあった。タッチが難しかったが、パーを重ねてうまく我慢できた」とうなずいた。最初のバーディーは13番パー5。9番でボギー先行としていたが、パットで取り返し立て直した。

 最終18番パー5では、第2打で今週から投入したユーティリティーを握り、2オンに成功。イーグルパットはショートするも、バーディーでこの日を締めくくった。「思い切って振っていけた。うまくグリーン上に止めることができて良かった」と手応えをつかんだ。「予選通過できて良かった。明日以降はより、攻めのゴルフができるように頑張りたい」と逆転へ向け、残り2日間へ気を引き締めた。