◆米大リーグ ダイヤモンドバックス―パドレス(4日・米アリゾナ州フェニックス=チェースフィールド)

 マーリンズとパドレスの4対1の大型トレードが正式発表されたばかりの4日(日本時間5日)、パドレスに移籍したルイス・アラエス内野手が敵地のダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」で先発出場。第1打席で右翼線二塁打し、二塁塁上で自ら拍手して、パドレスデビューを祝った。

 3回に左前安打、4回には再び左前にタイムリーを放ち、6回には中前に落とし4打席4安打。打率を一気に3割1分9厘に引き上げている。

 アラエスはツインズ時代の2022年に打率3割1分6厘、マーリンズに移籍した昨季は自己最高の打率3割5分4厘で、史上初めて両リーグでの2年連続首位打者を獲得。通算打率3割2分4厘を誇るアベレージヒッター。今季は開幕2試合で10打数ノーヒットでスタートしたが、現在2割9分9厘まで引き上げた。複数首位打者を獲得した翌年のシーズン途中に移籍となったのは1933年レフティ・オドール(ドジャース→ジャイアンツ)以来、史上2人目だという。