WEリーグ2連覇を達成した三菱重工浦和が15日、さいたま市内のグラウンドで公開練習を行った。今年1月に左膝前十字じん帯損傷で全治8〜10か月の大けがから復帰を目指すMF猶本光は、負傷後は報道陣の前で初めてリハビリ中の姿を見せた。

 猶本はピッチの周りを歩いたり、時には軽いジョギングで負荷をかけながらトレーニング。さらに負傷していない右膝はサッカーボールを蹴り、負傷した左膝は小さいボールを使いながらの練習。合間には赤いボールを使ってリフティングもするなどしていた。

 リハビリ中のため公式の取材対応はなかったものの、報道陣と笑顔であいさつを交わすなど、終始リラックスした様子だった。

 三菱重工浦和は2試合を残して2連覇を達成。18日にはINAC神戸とアウェーで対戦する。