C大阪MF上門(うえじょう)知樹が20日、凱旋試合となるルヴァン杯3回戦・J3琉球戦(22日・タピスタ)へ闘志をみなぎらせた。

 沖縄・うるま市生まれの上門は、高校卒業後の2016年に琉球に加入。19年までプレーした。J1の選手として、故郷で古巣と対戦することに「こういう機会はあんまりない。楽しみたいと思います」と声を弾ませた。

 入団当時、指揮を執っていた金鍾成監督は昨年9月に琉球の監督に復帰。「鍾成さんに(プロへ)引っ張ってもらった感じなので。また(監督に)戻ってきて戦えるのは僕自身うれしい。チームが勝つうえで結果を残したいし、成長した姿を見せたい」と言葉に力を込めた。琉球は2回戦でG大阪を2―1で撃破。「なめてかかったらやられる。いい準備をしたい」と警戒を強めた。