関西六大学野球リーグの全日程が20日終了し、連盟新記録の5季連続優勝を果たした大商大の鈴木豪太投手(3年=東海大静岡翔洋)が最優秀選手賞、最優秀防御率賞(0・00)、ベストナインの3冠に輝いた。いずれも初受賞。大商大の福島大輝外野手(4年=倉敷商)が、打率5割7分1厘(21打数12安打)で首位打者を獲得。93年秋に大商大・谷佳知(元巨人など)が記録した個人シーズン最高打率5割6分5厘(46打数26安打)を31年ぶりに更新し、特別賞にも輝いた。また、広陵(広島)で甲子園に3度出場した大商大・真鍋慧内野手(1年)が、指名打者でベストナインを受賞した。

 ◇その他の表彰選手

【ベストナイン】

▽捕手=森川凌(神院大4年)〈1〉

▽一塁手=金原塁(大商大4年)〈1〉

▽二塁手=綛田小瑛(大商大3年)〈1〉

▽三塁手=元山晶斗(大経大4年)〈1〉

▽遊撃手=坪山雄大(大経大4年)〈2〉

▽外野手=福島大輝〈3〉、藤本成翔(大経大4年)〈2〉、河渕巧(京産大3年)〈2〉

▽指名打者=真鍋慧(大商大1年)〈1〉

【平古場賞(新人賞)】▽投手部門=野原元気(京産大2年)、常深颯大(大経大2年)

▽野手部門=真鍋慧

【担当記者クラブ賞】鈴木豪太〈1〉

※<数字>は受賞回数