砺波市五谷の夢の平コスモス荘は20日〜5月6日、レストランで山菜定食の販売を始める。コゴミの昆布締め、ワラビの酢の物、タラノメ、フキノトウの天ぷら、竹の子ご飯など、地元栴檀(せんだん)山で取れた山菜をふんだんに使った料理7品を提供する。ゲレンデにはスイセンが咲き始め、定食と併せ山里の春の魅力として発信する。

 五谷地区の住民が毎日、採取した約20種類の山菜から料理を作る。今年は特産の栴檀山産のそば粉を使ったせんだん山そばも定食に加えた。1人前2500円。1日20食限定。事前予約が必要。そばは単品でも注文できる。

 27、28日には「せんだん山水仙そば祭り」が開かれ、ざるそばと温かいそばを提供する。

 山本建一支配人は「香りのある栴檀山の山菜とゲレンデに咲き誇るスイセンを楽しんでほしい」と話した。