高岡市の伏木神社は5月1日から、春季例大祭「伏木曳山(ひきやま)祭」の今年の一番山である旧本町花山車を描いた御朱印と、祭神の七福神像を描いたアクリル製の絵馬を頒布する。

 当番を務める一番山の御朱印は毎年作っており、4年目。祭に長年携わっている小矢部市の井山友希さん(43)が細やかに表現した。5月限定で1000円で頒布する。

 アクリル絵馬は初めて製作した。山車7基に乗っている七福神のご神像を井山さんが描いた。縦14センチ、横9.5センチで2000円。

 尾崎定秀宮司は「曳山を身近に感じてもらえるものになればいい。参拝の記念にもなる」と話した。

 伏木曳山祭は「けんか山」として知られる高岡市無形民俗文化財。能登半島地震で大きな被害が出た伏木地区の復興を願い、5月17、18日に開催する。
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