去年、県内で初めて繁殖された国の天然記念物「コウノトリ」今年も世羅町で産卵したとみられることが分かりました。

電柱の上に巣をつくり卵を抱いて温めているとみられるのは、去年世羅町で3羽のヒナを育てたコウノトリのつがいです。

今月11日から「長時間巣に滞在している」と情報提供があり確認を進めたところ、親鳥のどちらかが必ず巣にいて伏せていることから産卵を推定したということです。

産卵から1カ月ほどでふ化するということで、順調にいけば来月中旬ごろにヒナが誕生する見込みです。

町はマナーを守ってあたたかく見守ってほしいと呼びかけていて、24時間監視できるカメラを設置する予定ということです。