各国の核軍縮などの取り組みを評価した「ひろしまレポート」の結果が発表されました。

「ひろしまレポート」は核保有国など34カ国を対象に、核軍縮や核不拡散などへの取り組みについて評価を点数化したものです。

去年のG7広島サミットで示された広島ビジョンは核軍縮問題で国際社会がとるべき行動を示した一方で、
核兵器の存在を肯定していると指摘しました。

湯崎英彦知事「(核問題の亀裂は)核兵器国、非核兵器国の間だけでなくそれ以上に核兵器国の間で深刻化して
核問題の合意形成を一層難しくしている」

核軍縮についてはロシアの新戦略兵器削減条約の履行停止や、包括的核実験禁止条約の批准撤回をあげ
「既存の核軍縮条約の存続可能性に大きな懸念を与えた」としています。