16日、県内では大気の状態が非常に不安定となり強い風が吹いています。山陽本線で一時運転を見合わせるなど影響も出ています。

JR西日本によりますと強風により山陽本線の架線にビニールがひっかかり、午前7時ごろから確認のため運転を見合わせました。

撤去が完了したため1時間程度で再開しましたが約1万8千人に影響が出たということです。

午前11時20分時点でも山陽本線や呉線などの一部区間で最大55分の遅れが出ているほか、運休した便もあるということです。

広島地方気象台によりますと東広島市で5月の観測史上最大となる12.0mの最大瞬間風速を観測したということです。

気象台は、夜遅くにかけて竜巻などの激しい突風や落雷、急な強い雨などに注意するよう呼び掛けています。