北海道石狩市の「いしかり砂丘の風資料館」では開館20周年を記念し特別展が開かれています。

今回の特別展は、学芸員がおよそ2000万年に及ぶ石狩エリアの歴史や文化を語る上で外せない事件(20件)を選び、それを裏付ける貴重な資料や標本などが並べられています。いずれも石狩エリアで見つかった縄文時代の装身具の勾玉や古代の石器、また、このエリアが海だったことを示す貝の化石なども展示されています。

■学芸員・志賀健司さん:

「昔、海だったこの辺が陸地になった。それが人間が暮らすうえで一番大事なことだったんじゃないかと思っています」

特別展は6月16日まで行われています。