ニンテンドースイッチ/PS5/PS4用ソフト『四角い地球に再びシカク現る!? デジボク地球防衛軍2 EARTH DEFENSE FORCE: WORLD BROTHERS』の発売に際し、同作のCMに出演するお笑い芸人・なかやまきんに君への合同取材が実施されました。

事前に撮影見学の時間も設けていただきましたが、何度も同じシーンを撮り直したり、同じ台詞の言い方を変えて何度もチャレンジしたりと、CMという短い時間の中にも様々なこだわりがあることを感じさせてくれました。

本稿では、その最後に実施された囲み取材の模様をお届けします。撮影でこだわったポイントや、なかやまきんに君が本作を体験した際に楽しんだポイントなどを語ってくれました。

◆高速で動く“筋肉ルーレット”は必見!
――CMオファーがあった時の心境を教えてもらえますか?

なかやまきんに君:僕は普段あまりゲームを遊ぶ方ではないので、本作に関しては今回のオファーで知ったのですが、遂にこの筋肉で『地球防衛軍』に関われる、僕も地球を守りたいという想いでめちゃくちゃ嬉しかったです。その日から、ベンチプレスの重さが1.25kg程増えております!

一同:おお〜!(拍手)

――CM撮影で苦労したことを教えてください。

なかやまきんに君:撮影中に関してはあまりなかったのですが、控え室にあったお菓子が美味しそうで……。食べてすぐ体脂肪が増えることはありませんが、この撮影のために身体を仕上げて来たので、このまま乗り切りたくて。お菓子を食べずに本番を迎えられたことは良かったと思っています。

――誘惑に打ち勝ったと。

なかやまきんに君:美味しそうなお弁当もあったので、これも終わった後にしっかり食べようと思って頑張りました!

――撮影中は四角い“地キューブ”を持っていましたが、結構重かったのではないでしょうか?

なかやまきんに君:かなり重くて、振りまわすのは大変でした。右手ばかりを使っていたので、本当は左手も使ってバランスよくやりたかったところもあります。この後ジムに行ったら、収録でやった30回〜40回は左手を使ってバランスを取ろうかと思います。とはいえ、撮影しながら筋トレもできるのは最高でした。

――長時間撮影の際は、喉にも気を遣うのでしょうか。

なかやまきんに君:今日の感じだったらまだまだ大丈夫です。喉を乾燥させないようケアには気を遣っていますが、一日中「パワー!」と叫ぶ以前の撮影に比べたら余裕がありました。あの時は492回も叫んでいたようですが、段々と喉も強くなってきていますし、それに比べたらまだまだいけるかなと!

――喉のケアと筋肉のケアはどちらが大変ですか?

なかやまきんに君:やっぱりそれは筋肉です。筋肉は食事とか睡眠などにも気を遣いますし、24時間ケアしないといけないので。

――今回の映像で注目して欲しい筋肉も教えてください。

なかやまきんに君さん:この四角い地球を持っている時は、右の上腕二頭筋……いわゆる力こぶですね。後は筋肉ルーレットの時の胸の筋肉ですね。高速で動くところは注目していただきたいなと思います。

――「ヤー!」と叫んでいるシーンもありましたよね。

なかやまきんに君:あそこは背中側から見てもらいたかったところです。姿勢を維持するために背中の筋肉に力を入れているので、画角的に難しいとは思いますができたら背中も見ててほしいですね。

――視聴者に注目してほしいポイントもお願いします。

なかやまきんに君:筋肉ルーレットのシーンに注目してほしいです。「地球を守るのか?」みたいな台詞からルーレットがはじまるのですが、短い時間の中で高速で筋肉を動かさなければなりませんでした。普段のネタはある程度ゆっくり動かせるので秒数は関係ないのですが、やっぱりCMは時間が決まっていて。本当に高速で動かしているので、ぜひ見ていただきたいです。

――あそこまで高速なのは見たことがないです。

なかやまきんに君:筋肉ルーレットって、マッチョな人なら誰でもできる訳ではないんです。ですが、僕は世界で一番回数的にはやっていると思っています。今回は過去最速なので、ぜひその点も踏まえてみていただきたいなと。

――筋肉ルーレットをやってみたい人もいるかと思います。コツなどはありますか?

なかやまきんに君:まずはトレーニングを重ねて筋肉を付けるところからですね。筋肉ルーレットは筋肉を神経で動かして収縮させているので、常にその練習をしないといけません。毎日の積み重ねを少しずつやるしかないです。最初は腕と一緒に胸の筋肉を動かすのですが、段々と胸だけでコントロールしていく……練習あるのみです。

そして、同時に動かせる人はいても交互に動かせる人はあまりいないんですよ。本当にこれは個人差があって、最初からできる人もいれば練習が必要な人、練習しても中々できない人と様々です。だから、これに人生を賭けられるかという覚悟も必要になります。

本当に筋肉ルーレットがやりたいなら、仕事とかやっている場合ではないです。大谷翔平選手のように、何歳までにできるようになるという目標を立てて胸の筋肉のトレーニングに集中しないと時間がないでしょうね。

◆侵略者とトレーニングを通じて友達に
――『地球防衛軍』というタイトルになぞらえまして、もし地球に侵略者が現れた場合に、筋肉的にどうやって解決するかお聞かせください。

なかやまきんに君:僕は日々それしか考えてないですからね。トレーニングもそのためにしているようなものですし、間違いないと思っている方法がひとつあります。ボディビルディングにはリラックスポーズという、全身に力を入れる“リラックス”とは名ばかりのポーズがあるのですが、まずはそれで筋肉を見せて、この地球にもとんでもないマッチョがいると知らしめます。

相手もかなり強いから侵略してきていると思うし、そのためのトレーニングを重ねて自分に自信を持っていると思うんです。だから地球にもみんなが逃げ惑う中でリラックスポーズを取る奴がいれば、話くらいは聞いてくれるんじゃないかなって。

そこでなだめられたら、お互いのトレーニングの成果である筋肉を褒めあったり、「何年くらいトレーニングを続けているんですか?」「30年くらい」みたいに、これまでのトレーニングについてやり取りして、仲良くなる。それで地球のプロテインをプレゼントしたりするウチに、一緒にスクワットやバーベルとか色々するようになって。

そこで相手に「侵略しにきたけれど結構良い奴もいる」「プロテインを貰ったから流石に侵略なんてできない」みたいに思ってもらえたら、いい思い出ができる。「また遊びに来てくださいよ」なんて言えるようになったら、その頃には「こんなところを侵略しようと考えていたのか」となりますから。

一緒にトレーニングをするというのは、同じ辛さを乗り越えるみたいなところがあるんです。どんな人がそこに住んでいるのか、それを知らないから侵略みたいな話になるので、仲良くなってプロテインをプレゼントして一緒にトレーニングするにはどうしたら良いのかというのは常に考えています。

いつ来ても構わないように常にトレーニングを重ねていて、多いときは1日に8回くらいは侵略者が現れた想定でやっています。もうマニュアル化されている部分もあるので、どんな侵略者が来ても仲良くなる自信はありますね!

――少しだけ本作をプレイしたそうですが、感想もお願いできますか?

なかやまきんに君:めちゃくちゃ面白かったです。ゲーム自体が久しぶりなこともあって、スーパーファミコンやファミリーコンピュータのイメージが強かったんですが、本当に映像が綺麗で。キャラクターたちはカクカクのポリゴンで表現されていて、可愛らしい絵柄ながらもリアルな部分もあって印象に残りました。

――ちなみに、ゲームを遊びながらできる筋トレはありますか?

なかやまきんに君:ゲームしながらでも全身いけます! まずは片足を上げて立ったままプレイすれば体幹を鍛えられますし、空気椅子でプレイするのも良いと思います。例えば格闘ゲームなら、自分が操作しているキャラクターと同じ疲れや苦しさを味わえます。そうしたら、早く対戦相手を倒さなければという心境にもっていけるはずです。

キャラクターを走らせる時も、その場で腿上げをするなどゲームと同じ動きをすれば身体も鍛えられますし、なによりキャラクターと同じ感覚を味わえる。同じ動きをしながら遊ぶというのがポイントになるかと思います。

――最後に本作を期待しているゲームファンのみなさんへ、メッセージをお願いします。

なかやまきんに君:ひとりで遊ぶのも楽しいですが、協力しながらワイワイ遊べるゲームですので、できるだけたくさんの友達とチームを組むと盛り上がると思います。オンラインプレイも可能なので、みんなでプレイしていただきたいなと思います。

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