皆さん、中国の「麻辣湯」をご存じでしょうか。
真っ赤なスープが特徴の そんな麻辣湯が食べられるお店を御徒町で発見しました。自分だけのオリジナルの麻辣湯を作ることができ、しかも辛い物が好きな方も苦手な方も楽しめるんです。
そんな「麻辣湯」の麻辣湯を実食してきたので、レポートしていきます。

 目 次

  • 1 御徒町駅南口近く!具材の豊富さに驚きの麻辣湯レストラン
  • 2 本場の麻辣湯を実食!

御徒町駅南口近く!具材の豊富さに驚きの麻辣湯レストラン

御徒町駅付近を歩いていたところ、こんな看板を見つけました。

どうやら麻辣湯のお店のよう。麻辣湯を食べたことがなく、なんとなく「真っ赤な辛いスープの麺料理」というイメージしか持っていませんでした。

ちなみに麻辣湯は中国の四川省が発祥の地。四川省は辛い食べ物が多いことで有名ですね。

麻辣湯以外のメニューもたくさんありそうだし、とりあえず入ってみよう!ということで遅めのお昼ご飯は麻辣湯に決定。

お店は二階にあるので、早速階段をのぼっていきます。扉を開けると、目に入ってきたのは…

大きな冷蔵ケースと、そこにずらっと並ぶ食品の数々!肉、魚(練り物)、野菜、豆腐などの大豆製品からお餅まで、何でもあります。

が、初めてなので何をどう注文してよいか分からず、店員さんに尋ねることに。

上の写真左下に少しだけ映っている木のカゴの中に、冷蔵ケースの中から3つ食材を選んで入れていきます。カゴのそばにトングが用意されているので、そちらを使用して取ります。食材3つまでは追加料金なしで、4つ目以降はトッピング追加ごとに100円がプラスされるそうです。私がどの具材をチョイスしたかは、後ほどご紹介します。

次に麺の種類を選びます。麺の種類も豊富で、春雨、刀削麺、乾麺、とうもろこし麺などの中から好きなものを選ぶことができます。麺の種類はお店の前の看板では、ヘルシーな食材として春雨がおすすめとして紹介されていました。私は、今まで食べたことがない「とうもろこし麺」を選択しました。

最後にスープの辛さを選びます。辛さは0番から5番まで、好きなものを選ぶことができます。0番は辛さなし、5番は激辛です。私は辛いものに挑戦する勇気がなかったので1番にしました。

注文が終わると、こちらの番号札が渡されます。これを持って好きな席へ。

席は2人掛けのテーブル席と窓際のカウンター席が用意されています。
私が来店したときは2名で来店されているお客さんが多かったので、私はカウンター席に座ることに。中国人のお客さんと日本人のお客さんがほぼ半分ずつで、私のようにおひとりさまの方も多かったです。お昼過ぎに伺ったのですが、席は8割ほど埋まっていました。

席には黒酢やニンニク、何やら辛そうな調味料も用意されています。お水はセルフサービスですが、一席に一つお水が用意されているのが嬉しいですね。

本場の麻辣湯を実食!

そして私のもとにも麻辣湯が運ばれてきました!

あれ?全然赤くない!スープの色が全く赤くなく、なんだか豚骨ラーメンのスープのような色をしています。でも、辛くはなさそうなのでひと安心です。ではさっそくいただきます。

スープはこんな感じです。23種類もの漢方薬膳スパイスを使用して作られているというスープ。クセがあるのかと思いきや、意外や意外、コクがあってまるでラーメンスープのよう。少し鶏白湯スープに近いものを感じます。

こちらがとうもろこし麺です。正直とうもろこしの味はあまり感じられなかったのですが、つるつるっとしていてかつ歯切れの良い麺でした。

そして、私が選んだ食材3つはこちらです。

まずはこちらのブロッコリー。

次に豚モツ。

内臓系も色々な種類があり、「豚大腸」や「豚胃(ガツ)」、「ハチノス」などもありました。全く固くなくやわらかいのに、それでいて噛めば噛むほど旨味が出る豚モツ、とても美味しかったです。

そして最後がこちら。

「雪魚丸 魚包海老」というものです。何の食材なのか分からないのですが、漢字からして魚のすり身かな?と予想してこちらも加えることに。「人気No.1」と書いてあったことも決め手でした。

冷蔵ケースから取った際は、串に3つの団子が刺さった状態だったんです。色が違うだけで、中身は同じなのかと思いピンク色の方の団子の写真しかとっていなかったのですが…

びっくり!なんと白色の団子の方は、中に具材が入っていました!ジューシーな肉だねがギュギュっと詰まっています。肉の旨味と魚の旨味を一度に味わえてお得!人気ナンバーワンと書いていた理由が分かりました。

そしてはっとしました。なるほど、だから「雪魚丸 魚包海老」という名前だったのですね!ずいぶん長い名前だなと思っていたのですが、「雪魚丸」がおそらく白い団子、「魚包海老」がピンクの団子のことを指していたようです。

ちなみに、私以外のほとんどの方が3つ以上トッピングを頼んでいるようでした。私もせっかくだからもう一品くらい追加しても良かったかも…とちょっと後悔。

ですが、自分オリジナルの麻辣湯を作ることができてとても楽しかったです。具材がたくさん用意されているので、お店を出るときに「次は何の具材を入れようかな…」と考えてしまいました。麺の種類も選ぶことができるので無限にカスタムできます!辛いものが好きな方もそうでない方もぜひ「四川福美味麻辣湯」で本格的な麻辣湯を楽しんでみてはいかがでしょうか。

四川福美味麻辣湯
住所:東京都台東区上野5-25-1 ニュー遠藤ビル2F
営業時間:平日・土曜日→11:30〜22:30(LO22:00)
     日・祝日→11:30〜22:00(LO21:30)

著者:かくに