【松阪】三重県松阪市飯高町宮前の道の駅「飯高駅」はこのほど、レストランいいたかで「珍布峠そば」を発売した。水曜定休。販売は午前11時から午後7時まで。

 同駅と宮前まちづくり協議会、地域おこし協力隊などの8人でつくる「和歌山街道銘菓開発会議」が考案した。昨年8月に「珍布峠ウォーキングコース」をPRする商品として提案があり、同峠付近にあったそば屋の味を再現しようと試作を重ねてきた。

 そば粉と小麦粉を8対2の割合で混ぜて打った二八そば。そば殻をひきこみ、黒っぽい色をしている。

 同駅は「麺は太めで短く、しっかりとした歯応え。そばの香りが強く、素朴な味わい」とアピールしている。

 1日10食を用意。単品は税込み910円。松阪牛しぐれご飯付きのセットは同1260円。いずれも「珍布峠ナッツせんべい」2個付き。