人気RPG「女神転生」シリーズ(アトラス)で知られる著名イラストレーターの金子一馬氏が昨年、転職エージェントの紹介でスマートフォン向けゲームを開発するコロプラに入社していたことが明らかになり、ファンの間で大きな話題になっている。

金子氏は1988年、アトラスに入社。「女神転生」シリーズ、「ペルソナ」シリーズでコンセプトデザインやキャラクターデザインを手がけて国内外で高い評価を受けた。独創的な「悪魔」を描くことから「悪魔絵師」の愛称で親しまれている。

コロプラは22日、公式HPの採用情報コーナーに「レジェンドクリエイター金子一馬が新IP創出にコロプラで挑戦」と題するページを公開。HPによると、金子氏がコロプラに入社したきっかけは転職エージェントからの紹介で、「転職活動中は、色んな会社の方から『本物ですか!?』と言われましたね(笑)」というエピソードも明かされている。

著名イラストレーターの意外な形での転職に、ファンたちはX(旧ツイッター)で「転職エージェントの紹介でコロプラに移籍する金子一馬、面白すぎるでしょ」「金子一馬氏ほどの大御所でも転職エージェント使うんだというのが一番の衝撃」「金子一馬さんが、転職エージェントを使って仕事を探しているとは思わないって、そりゃそうだよ!」「転職エージェントの担当者腰抜かしそう」「転職市場に悪魔絵師がいるとか字面だけで面白い」などと大盛り上がり。また、金子氏がコロプラで作るという新規IP(知的財産)に期待するコメントや、「もう金子一馬氏がアトラスで女神転生の新作を作ることはないのか」と嘆く人もいた。