King&Prince・永瀬廉が主演する連続ドラマ「東京タワー」(テレビ朝日系、土曜後11・0)の第1話が20日に放送。初回から永瀬と板谷由夏のキスシーンが放送され、SNSを騒然とさせた。

2001年に刊行され、05年に黒木瞳、岡田准一で映画化もされた、江國香織さんの同名恋愛小説が原作。今作では、21歳の青年、小島透(永瀬)と、20歳以上年の離れた人妻、浅野詩史(板谷)の美しくも許されない愛を令和という新しい時代ならではのストーリーとキャラクターで描く。

この日の放送では、ありふれた景色、同じことの繰り返しの日々のなか、いつもと変わらない毎日に飽き飽きしながら生きていた医大生の透が建築家の詩史と出会った。詩史の事務所に招かれた透は、淹れてもらったコーヒーを飲み、心地よい音楽を聴きながら穏やかな空気の中で過ごす。ふと壁に目をやると、モノクロの東京タワーの写真が飾られていた。

「東京タワー、好きなんですか?」と問う透に、「苦手よ」と答える詩史。その理由を「さみしそうだから」と話す詩史に、透はこれまでに自身が抱いていた思いを重ね、不思議と彼女といる時間を愛おしく感じた。

どうしてももう一度会いたいという思いを消せない透は、数日後、事務所を再訪。「なんとなく、またあなたが会いに来てくれる気がした」と話す詩史を前に、透は意を決し、「もっと…あなたのことが知りたいです」と告げ、食事に誘った。

レストランからの帰り道、詩史は「会うのはこれで最後にしましょう」と別れを切り出した。彼女には夫がいた。しかし、立ち去ろうとする詩史に、透が急接近。赤く輝く東京タワーが見下ろす場所で、透は詩史に初めてのキスをした。その後、2人はホテルへ移動。ベッドでのラブシーンが流れ、エンディングを迎えた。

注目の初回、ラスト約3分からの急展開。透が、20歳以上年上の人妻と“禁断の恋”に溺れていく様子にファンは大騒ぎ。X(旧ツイッター)では「#東京タワー」が国内トレンド1位になり、「展開はやっ!!」「展開早すぎて大混乱」などのコメントが殺到した。一方、2人のラブシーンに見惚れる視聴者も少なくなく、「なんて美しいキスなのぉぉぉぉぉ」「妖艶」などの感想も目立った。しかし永瀬のファンにはしんどいシーンだったようで、「ぎええしか言えないのよ」「ぬあーーーー切ないーーーーー」「2話から見れる気がしなくて死ぬんだがwww」と悲鳴も多かった。