2023年に放送された連続ドラマ「ブラッシュアップライフ」(日本テレビ)で注目を集めた子役、永尾柚乃が、6月30日午後9時放送のテレビ朝日ドラマプレミアム「ブラック・ジャック」に出演し、ブラック・ジャック(高橋一生)の助手、ピノコを演じることが決定した。

手塚治虫さんの「ブラック・ジャック」は、法外な治療費と引き換えに、どんな手術も成功させる無免許の天才外科医ブラック・ジャックの活躍を描いた医療漫画の金字塔。連載開始50周年記念を迎え、高橋主演で24年ぶりにドラマ化される本作では、原作から厳選した有名エピソードを凝縮し、その真髄を掘り下げていく。

永尾が演じるピノコは、双子の姉の体内に脳や手足、内臓などがバラバラに収まった状態で、18年間生き続けてきた。その後ブラック・ジャックによって摘出され、晴れて人間の女の子の体を得る。今では、困難な手術を次々と請け負うブラック・ジャックの最高の助手として大活躍。見た目は幼児ながらも中身はれっきとした18歳の乙女で、自分を娘のように扱うブラック・ジャックを尻目に、彼の妻だと言い張り、時に嫉妬深さも見せるなど、キュートでおませなところも持ち合わせる。

永尾は「ブラック・ジャック」の大ファンだといい、 「家族で大好きな作品なので、本当にうれしくて、ずっとぴょんぴょん飛びました」とニッコリ。「できる限りピノコらしさをなくさないように、気持ちを込めて演じさせていただきました」と意気込みを語った。

永尾柚乃(ピノコ 役) コメント

――出演オファーを受け、ご自身がピノコを演じると聞いた時、どう思いましたか?

「家族で大好きな作品なので、本当にうれしくて、ずっとぴょんぴょん飛びました。これからピノコになれるんだと思って、ワクワクと緊張ですごくうれしかったです」

――主演・高橋一生さんとの撮影時の思い出エピソードを教えてください

「高橋さんも妖怪が好きなので、妖怪の本も貸してくれて、妖怪のことをいろいろと教えてくれました。いつも、どんな時でも優しくて面白くて、すごく楽しかったです」

――ピノコの衣裳やメイクはいかがでしたか? お気に入りのポイントなどあれば教えてください

「衣裳もメイクも全部お気に入りなのですけど、特に頭につけているリボンと、指輪がお気に入りです」

――ピノコのどんなところが好きですか? 演じる時に気をつけたことも教えてください

「ピノコはブラック・ジャック先生が大好きで、先生のためにいつも、どんなことでも一生懸命なところが好きです。実は18歳なので、18歳の心を入れて『ピノコだったらこうするだろうな。こういう言い方だろうな』と思いながら演じていました」

――視聴者の皆さんに向けて、見どころを含めたメッセージをお願いします

「手塚治虫先生の『ブラック・ジャック』は、大好きな方がいっぱいいらっしゃる作品だと思います。私自身も大好きな作品なので、できる限りピノコらしさをなくさないように、気持ちを込めて演じさせていただきました。ぜひ見ていただけたら、うれしいです! どうぞよろしくお願いします」