豪雨被害地区で復興公園一部完成 愛媛県西予市
公園の愛称は、同地区で盛んな相撲を由来に「どすこいパーク」とした。同地区は西日本豪雨で肱川の氾濫により、浸水などの被害が発生した。公園には、地元の小学生が石を並べて作ったモニュメントがある。被害が集中した7月7日を忘れないよう「7・7」を石で刻んだ。遊具のロープクライムは、洪水で浸水した約5メートルの高さで色分けし、被害の大きさを物語っている。
災害時には、広場がヘリコプターの離着陸場となり、ベンチは座面を取り外せば、かまどになる。公園のデザインは住民がワークショップで考えた。市は今後も、肱川沿いの公園の整備を進める。【もぎたて便】
[時事通信社]