「あぶない!STOP 駆け込み乗車!無茶したら、ケガするぜ」。神戸市営地下鉄は映画『帰ってきた あぶない刑事』(5月24日公開、東映配給)とタイアップ、17日(金)から駆け込み乗車防止のマナー啓発をスタートした。7月7日(日)まで。

 市営地下鉄の各駅構内で、同作出演の舘ひろしさん、柴田恭兵さんが「ストップ、駆け込み乗車」と呼び掛ける放送が流れるほか、2人がサングラス姿で肩を組み、浅野温子さん、仲村トオルさんが両側に笑顔で並ぶポスターも掲示(谷上駅除く)。西神中央、西神南、学園都市、三宮、新神戸駅ではデジタルサイネージでもPRする。

 映画『帰ってきた あぶない刑事』はクライマックスシーンを神戸で撮影。神戸市交通局によると、その縁でタイアップの話が決まったという。

 同市交通局営業推進課の岩田大輔さんは「駆け込み乗車は本人のけがの危険性とともに、電車遅延の原因につながり、ほかのお客様の迷惑にもなる。また乗降時は降りる人を優先し、歩きスマホはご遠慮ください」と注意を呼び掛けている。