過去に使っていたインターネットドメインが第三者に再利用されているとして群馬県は15日、県とは全く無関係だと注意を呼びかけた。県が使っていたドメインの再利用が確認されたのは初めてで、LINEの公式アカウント「県デジタル窓口」で発信した。

 第三者の使用が確認されたのは、やんば旅ナビで利用していた「yamba.jp」と、ファッショナブルグンマ特設サイト「fashionable–gunma.jp」の二つ。県のホームページ運用事業者の指摘で判明した。

 ドメインはインターネット上の住所のようなもの。ドメインの維持には費用がかかるため、県は指針を定め、利用終了後1年間は保持して関係先にリンクの削除を求めている。

 このほかドメインオークションに、県自殺対策―いのち・つなぐサポートサイト「ikiru–gunma.jp」と、ストップコロナ!対策認定店MAP「gunma–covid19.jp」の二つが出品されていることも確認した。