美容ライターの遠藤幸子です。忙しい朝は、一刻も早く身支度を済ませたいと考えている方が多いのではないでしょうか。実は筆者もそのひとりで、時短が叶うコスメを探す日々を送っています。

ケイトコンシーラー 最近入手した、ケイト「ピンポイントカラースナイパー OR」1,320円(税込※ライター調べ)は、まさにそんなコスメです。しかし、時短にはなるものの、大人の頑固な黒クマはちゃんとカバーすることができるのでしょうか?今回は、試してみた正直なところをレビューします。

「ピンポイントカラースナイパー OR」って、どんな商品?

ケイトコンシーラー 「ピンポイントカラースナイパー OR」は、クマや青ひげなどをカバーする、ペンシル型のスティックコンシーラー。ピンポイントで気になるところに塗って、指やスポンジでなじませるだけなので使い方も簡単で、時短にもなります。

 高いカバー力がありながら崩れにくく、ヨレずにしっかりと密着するので、動きが多い目元や口元に使用しても崩れにくいことが特徴的です。

 既存色は、2色。今回ご紹介するOR(オレンジ)のほか、GN(グリーン)があり、小鼻の赤みやニキビ跡をカバーします。

大人の頑固な黒クマに使ってみたら

 睡眠不足や目を酷使する生活で、黒クマが気になる筆者が、「ピンポイントカラースナイパー OR」を使ってみました。

 クマカバーにペンシル型のスティックコンシーラーは普段使わないのですが、スルスルとした描き心地で、目元にも使いやすいと感じました。筆者は乾燥肌な上、皮膚の薄い目元は特に乾燥が気になり、シワっぽくなることがあります。乾燥が気になる時期に使用してもパサついたり、乾燥が気になったりすることもなく、快適に使用できました。

 また、密着力が高く、涙がにじんだり、目元をつい触ってしまったりしても、崩れにくいと感じました。筆者の場合ですが、終日崩れることも、ヨレることもありませんでした。

 肝心の黒クマカバーですが、青ひげもカバーすると謳っているのである程度のカバー力は想定していましたが、それを超える印象を持ちました。正直なところ期待以上です!

ケイトコンシーラー 上の画像をご覧いただくと伝わるかと思いますが、疲れて見えた黒クマに自然な血色感が出ることでこれ1本でも肌に自然に溶け込むようにカバーできた印象があります。また、シワに入り込んでしまうこともありませんでした。

 いつもはオレンジのコンシーラーに、明るいベージュやイエローのコンシーラーを重ねて肌のトーンを調整しています。そのため、これ1本では赤みが強すぎないか心配でした。しかし、実際のところはこれ1本で自然な仕上がりになり、カバー力にも十分満足できました。



おすすめの使い方

 筆者はリキッドファンデやクッションファンデをよく使うのですが、使うタイミングを2パターン試してみました。ひとつは、化粧下地の後、ファンデの前。もうひとつは、化粧下地を塗ってファンデを塗ってから使う方法です。

 後者のほうが重ね塗りもきれいにしやすく、カバー力をしっかり発揮できる印象があるので、そのようにずっと使っています。

 肌悩みがあってそれをカバーできるお気に入りのコンシーラーが見つかると、つい長くそれを愛用しがちで、筆者もそうでした。しかし、新しい商品やこれまで使用していなかったタイプのコンシーラーを試してみると、愛用品よりも使いやすかったり、カバー力が高かったりすることがあります。それだけに、現状に満足せず、評判の良い商品や新商品を試してみるのもひとつの手です。

 ケイト「ピンポイントカラースナイパー OR」は、試してみて良かったと感じた商品でした、

<文/遠藤幸子>

【遠藤幸子】
美容ライター/エイジング美容研究家 スキンケア・アンチエイジング両アドバイザーの資格を保持。Webを中心に美容に関するコラムを寄稿するほか、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インフォマーシャル、広告などにも出演。Instagram:@sachiko_en