地味に面倒なにんにくの下準備を、手にニオイをつけることなく簡単にできるのはありがたい! 早速使ってみたいと思います。
1ヶ月以上探し続けて、ようやく出会えた人気商品!
3COINSのキッチン用品売り場で見つけた「ガーリックプレス&スライサー」。実はこの商品、1ヶ月以上さまざまな店舗や公式通販サイトでチェックしていてようやく購入できた人気アイテムなんです。
「【KITINTO】ガーリックプレス&スライサー」550円/税込
サイズ(約):高さ6.5×幅3.5×奥行19cm
カラー:アイボリー
耐熱温度:100℃(本体のみ)使用不可:食器洗浄機、乾燥機、レンジ、オーブン
おろしにんにくと、にんにくのスライスが簡単にできるキッチンツール「ガーリックプレス&スライサー」。まずは、本体の形状からチェックしていきましょう。
「ガーリックプレス&スライサー」の第一印象は、キッチンツールにしてはいかつい! まるで工具のような、存在感のある大きな本体。
とはいえ、構造はシンプルなようで、手でしっかり握ることができる長さのグリップが大部分を占めます。丸みがあるため、強く握っても手が痛くなりにくそう。
そして、そのグリップを大きく開くと、片側には丸い穴が点在するプレス用の刃と、スライス用のストレート刃が上下に並んでいます。反対側には、プレス用の平たい板とスライス刃に噛み合う溝のある板を確認できます。
刃の部分は、それぞれ長方形のマス状に仕切られていて、にんにく1片が余裕でおさまりそうなサイズ感。ここに、薄皮をむいたにんにくをセットしたら、グリップを握って閉じてカットするだけ。本体底面から、用途別にカットされたにんにくが出てきます。
地味に面倒くさいにんにくの下準備が簡単にできるだけでなく、包丁やおろし器を使うときよりも手が汚れにくいのが◎! にんにくに触れる機会が少なく済むため、ニオイがつきにくいところもいいですよね。
では、実際に「ガーリックプレス&スライサー」を使って、にんにくをカットしてみましょう。
意外と力がいる!
「ガーリックプレス&スライサー」の使い方は、簡単3STEP。初めに、にんにくを1片ずつに分けて、薄皮をむいておきます。それからグリップを開き、おろしなのか、スライスなのか用途に合わせて「ガーリックプレス&スライサー」ににんにく1片をセット。
一般的な大きさのにんにくで、ジャストサイズ。大きめのにんにくの場合、半分にカットしてからセットするといいかも。
あとは、グリップを閉じてしっかり持ち、ゆっくりと握ります。※ 刃が鋭利なので、グリップを開閉する際は直接触れないように注意。
ここ、思っていた以上に握力が必要です。片手では握りきれなかったので、両手でグーッと握ると、ようやく底面から絞られたにんにくが出てきました。
商品詳細には“おろしにんにく”とありますが、穴の開いた刃は商品名のとおり“プレス(押す)”ですね。おろし金を使ったときと比べると、ポロポロと形を残した状態で絞り出されてきます。
ところが、にんにく1片を使った割に何だか量が少ない…。
絞りきったところでグリップを開けてみると、刃の部分に詰まっていたようです。楊枝の先端で取り除いてみると、ギュッとプレスされたあとの繊維の残りのような感じ。これも、包丁で細かく刻んでしまえば問題なく使えます。
次は、スライスに挑戦。
スライス刃のほうににんにく1片をセットしたら、同様にグリップを握ります。
こっちのほうが、プレスよりも軽い力で扱うことができました。サクッと程よい薄さにカットされていて、包丁を使うよりダンゼン楽だし安全です。
強めの力がいるけれど、プレスとスライスの両方を同時におこなうことも可能。
薄皮さえむいておけば、次から次へとカットすることができて時短になるうえに、にんにくのような小さな食材を扱う際に心配な手もとの怪我の不安が減るのは高評価。
重量約120g(独自に計測)なので、にんにく6〜7片をカットしても重さで手が疲れることはありませんでした。
洗うときだけ、刃に気をつけること、細かなすき間が多いことでやや手間がかかるけれど、にんにくの下準備の楽さを考えればこのくらい…という感じです。
プレスしたにんにくは香りが立って食欲をそそり、つぶつぶとした食感を楽しめます。そして、スライスver.は短時間にたくさんカットできたので、油で揚げてガーリックチップにする予定。
薄皮をむくとき、調理用のビニール手袋をしたこともあって、手にはほぼニオイがついていませんでした。
ガーリックプレス器はよく見かけますが、スライサーとセットになってこの価格なら試しに購入してみてもいいかもしれませんね。
にんにくをよく使う方は、店舗や公式通販サイトをチェックです!
※詳しい使用方法や使用上の注意は、パッケージ裏面に記載されています。
<文・撮影/高木沙織>
【高木沙織】
「美」と「健康」を手に入れるためのインナーケア・アウターケアとして、食と運動の両方からのアプローチを得意とする。食では、発酵食品ソムリエやスーパーフードエキスパート、雑穀マイスターなどの資格を有し、運動では、骨盤ヨガ、産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、Core Power Yoga CPY®といった資格のもと執筆活動やさまざまなイベントクラスを担当。2021年からは、WEB小説の執筆も開始。Instagram:@saori_takagi