Moto3アメリカズGP予選|ダビド・アロンソがポールポジション獲得。日本勢は10番手の古里が最上位
Moto3クラスに参戦する日本人ライダーでは山中琉聖(MT Helmets MSI)がQ1からの参加となった。鈴木竜生(Liqui Moly Husqvarna Intact GP)と古里太陽(Honda Team Asia)はQ2へ直接進出を決めている。
Q1から参加した山中は、少しタイミングをずらして単独アタック。5番手に食い込むタイムを記録したが、これはトラックリミット違反によるタイム抹消を受けてしまい、アタックやり直しとなった。
その後山中はQ1後半にうまくタイムを縮めていけず、10番手で予選Q1を終了。決勝レースは最後方からのスタートとなってしまった。
予選Q2最初のアタックでは、古里が9番手、鈴木が11番手となるタイムを記録。上位グリッドを争うにはまだかなりタイムを削っていく必要があり、その後も他のライダー達のタイム更新に飲まれてポジションを下げていった。
鈴木は残り3分を切った頃に自己ベストを更新。しかしトップからは約1.4秒差の12番手に留まった。
ラストアタックでは古里が2分15秒192まで自己ベストを縮め、10番手タイムでQ2を終えた。鈴木も最後に小幅ながらタイムを更新したが、16番手に留まった。なお鈴木が苦しんでいる一方で、チームメイトのコリン・ベイアーは好調な走りを見せ、4番手に食い込んだ。
ポールポジションを獲得したのは、2分14秒292をマークしたダビド・アロンソ。2番手にホセ・アントニオ・ルエダ(Red Bull KTM Ajo)、3番手にダニエル・オルガド(Red Bull GASGAS Tech3)が並んだ。