現地12日、米キーンランド競馬場でG1メーカーズマークマイルステークス(芝8ハロン)が行われ、昨秋に米G1ブリーダーズカップマイルを制したマスターオブザシーズが休み明けをものともせず快勝した。

 6頭立てのレースで内の3番手に付けたマスターオブザシーズは、直線でも内を突いて早めに先頭へ。そのまま危なげなくリードを広げ、2馬身1/4差の勝利を収めた。

 2着は勝ち馬と同じC.アップルビー厩舎のゴドルフィン所有馬ネイヴァルパワー。さらに2馬身1/4差でL.デットーリ騎乗のインテグレーションが続いた。

 マスターオブザシーズはドバウィ産駒の6歳セン馬。昨秋は北米に遠征してカナダG1ウッドバインマイルを勝ち、米G1クールモアターフマイル2着からBCマイルを制覇した。今回はそれ以来のレースだったがしっかり実力を発揮しての完勝だった。