昨秋の米国遠征で2歳G1ブリーダーズカップジュベナイルターフスプリントを制したビッグイーヴスが、現地16日に英ヨーク競馬場で行われたリステッド(3歳、芝5ハロン)で再始動。危なげなく勝利を収めた。

 中団から早めに先頭へ抜け出したビッグイーヴスは、ゴール前で流しながら1馬身半差の勝利。格の違いを見せつけた。

 M.アップルビー厩舎のビッグイーヴスはブルーポイント産駒。2歳時はBCジュベナイルターフスプリントを含めて重賞3勝を挙げている。英競馬メディア『At The Races』によると、アップルビー調教師は「次はキングズスタンド(キングチャールズ3世ステークス)だと思う」と来月のロイヤルアスコットで2度目のG1制覇を狙う意向を示した。