熊本地震から8年。地表に現れた断層を見学できる施設が熊本県益城町に完成しました。
佐藤由季アナウンサー
「地面が隆起し、70センチほどのずれが生じているのが分かります。8年たった今も、地震の被害の大きさを感じます」
8年前の地震で、益城町福原谷川地区の地表に現れた布田川断層帯の断層。被災当時の状況を保存し、震災遺構として活用するため見学通路や屋根などを備えた見学施設が整備されました。
断層の真上にあり傾いた納屋も、当時の状況のまま保存されていて、訪れた人たちは、断層のずれで生じる影響の大きさを感じていました。
訪れた人
「実際ここまでずれるかなと。ちょっとびっくりです」
「布田川断層なんて聞いたことがなかったから、実際見て、やっぱり怖かっただろうなと思いましたね」
「大変なことがあったと身近に感じて、備えることもできるのではないかと思います」