今週も歯医者に行ってきました。と言うのも、装蹄をするとおもいっきり奥歯を噛みしめることが多くて歯がしばしば欠けてしまうことがあるからなんです。

 もちろんスポーツ選手もなんでしょうけど、装蹄師が馬の脚を持ったり抱えたりすることを保定といいます。装蹄の中でも保定は大事で、馬に負荷をかけずに自然体で装蹄できるようになる事は装蹄師には必要不可欠の要素になり、ちゃんと保定できててはじめて良い装蹄ができるわけです。

 この体制を維持するためには筋力が必要で保持するためにプロテインなどを飲んだりもしますが、トモ脚(後脚)でおもいっきり引かれたりしたときなんか、奥歯もおもいっきり噛みしめています。トモで引っ張ぱる力が強いのは馬の中でも競走馬ですね。

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硬く見えたドバイの馬場

 先週のドバイワールドカップ行ってないのではっきりとは言えませんが、TVで見た映像では硬かったように見えました。馬場は硬いと蹄鉄は広がりやすくなりますしグリップ力にも差がでます。蹄鉄の硬度調整もポイントのひとつになるかもしれないですね。

 馬場で言えば川崎記念も雨の影響で馬場は硬くなっていたようで、出走した担当馬の硬度を上げてなかったので若干蹄鉄にダメージがありました。レースに支障は無かったですが、読みが甘かったです。

 阪神牝馬ステークスはゴールドエクリプス
近走は2桁着順と力を出せてないですが、装蹄では落ちつきもありますし、気性面での成長を感じました。日曜日の福島11 Rロードマックスも久々ながら良かったです。

●4月6日(土)
・福島
11R ブリッツファング

・阪神
1R ルージュピルエット
5R スマートリアファル
  セレブレイトエール
9R ダノンターキッシュ
12R ストリンジェンド
   ルクスメテオール

●4月7日(月)
・福島
1R エスオーライジング
  アメリカンチーフ
6R スマートレパード
7R サンライズタイソン

・中山
9R シュガーコルト

・阪神
1R シノノメ
  スマートヌーメン
  ユキカゼ
2R ティンティンデオ
  エコログラシアス
12R アウトレンジ

以上が装蹄から感じた好感触馬です。