4月28日、水沢競馬場で行われた11R・栗駒賞(M3・3歳上・ダ1400m)は、山本聡哉騎乗の1番人気、ゴールデンヒーラー(牝6・岩手・佐藤祐司)が勝利した。3/4馬身差の2着に2番人気のゲンパチプライド(牡5・岩手・畠山信一)、3着にドルズプライスレス(牡5・岩手・伊藤和忍)が入った。勝ちタイムは1:28.1(良)。

1着 ゴールデンヒーラー
山本聡哉騎手
「ほかの馬たちは叩かれて状態が上向いてきたと思いますが、逆にゴールデンヒーラーは休み明け2戦目だと少し縮んだフォームになるので、油断なく大事に騎乗しました。前の馬(ドルズプライスレス)は捕まえられると思っていましたから、後ろの馬を意識してレースを進めました。最後は伸びが甘くなって僅差でしたが、しっかり勝つのが底力。1400mは自信を持って乗れる距離です」

【動画】断然人気に応えたゴールデンヒーラー…栗駒賞

佐藤師「クラスターカップを使いたい」

栗駒賞 口取り (C)岩手県競馬組合

佐藤祐司調教師
「状態は前回と同じ。いい仕上がりで臨めました。休み明け2戦目は勝利していないのが心配だったが、今回は勝ててホッとしました。前回(白嶺賞)でもコメントしたが、今年はマイル以下を使って行く予定。一度、クラスターカップを使いたいと思っています。もちろんシアンモア記念も視界に入っていますが、様子を見ながら使うかどうかを決めるつもりです」

ゴールデンヒーラー 31戦14勝
(牝6・岩手・佐藤祐司)
父:タートルボウル
母:ミリオンハッピー
母父:アグネスタキオン
馬主:平賀敏男
生産者:下河辺牧場

【全着順】
1着 ゴールデンヒーラー
2着 ゲンパチプライド
3着 ドルズプライスレス
4着 キモンリッキー
5着 タイセイアベニール
6着 トキノパイレーツ
7着 アメージングラン
8着 フジラプンツェル
9着 シガーヲスウオトコ