©︎picture Alliance / empics

 現役時代はウクライナ代表の頼れるエースストライカーとして、そして引退後も2016年から2021年まで代表監督としてチームを牽引した、アンドリー・シェフチェンコ氏がこれから母国のサッカー連盟の会長を務めることが明らかとなった。特別会議にて行われた選挙において、93票のうち反対票や棄権票もまったく無く同氏が選出。実際に立候補していたのもシェフチェンコ氏ただ1人であり、これにより2015年から会長を務め現在は横領の容疑で勾留中のアンドリー・パヴェルコ氏の後継として就任する。

 現役時代では特にACミランやチェルシーFCでの活躍が印象的なシェフチェンコ氏は、ウクライナの首都に本拠地を構えるディナモ・キエフにて長くプレーした経緯ももち、ウクライナ代表としては111試合に出場して48得点をマーク。同国史上最多得点記録を保持する人物でもある。またタイトル獲得については2003年にチャンピオンズリーグで優勝。さらにイタリアではリーグ戦とカップ戦、プレミアではFA杯での優勝なども果たしており、2004年には欧州年間最優秀選手賞にも選出された。